軸・額表装
表装 (額装・軸装)
各個人様や寺院様が大切にされている墨跡や絵等を より良く鑑賞され、保存される様 表装を施し後世に 受け継いで頂けますよう、一点一点 心をこめて仕上げます。
本仏表装から三段表装、茶掛け等 様々な仕上げにお答えします。
裂地の質などといったあらゆるこだわりもご相談ください。
又、近代的な建築や壁紙にあった表装もご相談に応じて承ります。
襖 衝立の修理や新調、大きな物でもご相談下さい。
修理表装
当社では、古軸修理については文化財修理を含め、今まで数多くの寺院様で修理させて頂きました。
涅槃図、十六善神図、開山頂相といった寺院に受け継がれているものや、破損状態がひどいもの、虫喰いや汚れのあるものの修理について、詳細な作業工程・期間及び諸費用等の見積もりをさせて頂きます。
古軸の修理
修理前の状態を写真に撮ります。 |
本紙の状態を確認し必要に応じて膠や薬品を用いて色止めを行い、欠落を防ぎます。 |
本紙の裏打ちを慎重に丁寧にはがしていきます。 |
まわりの裂地の裏打ちもはがして、再利用を望まれれば可能な限り用いる事も出来ます。 |
本紙肌の裏打ちをし、折れ部分があればその時点で和紙で補強します。又、本紙に欠損部があれば似た紙で補います。 時には色を似せる為に和紙を染料で煮てより近い風合いをだします。 |
本紙に合う裂地の選別をします。お客様が掛けられる床の間や壁紙の雰囲気を伝えて頂けば、その場所に合う色目等を選びます。 |
本紙のまわりに裂をつけていきます。(きり継ぎ) |
中裏を打ち、総裏を打ちます。よく乾燥させ仕上げとなります。 |
各工程で適材適所の上質な和紙(美濃紙・美須紙・宇田紙)を 用いますので非常にふっくらとやわらかい仕上がりになり、巻きくせもつくことなく、きれいに掛かります。
その他 襖・屏風等
襖や屏風、衡立なども新しく新調させて頂いたり、枠などを塗り替えて修理させて頂くことも承っております。
●行を手書きし着物をはり込み2曲半双の屏風に仕上げました。また袈裟等も利用することができます。 |
枠を塗り替え、大幅の墨跡をはり込んだものです。 |